どうも。
30代ミニマリスト・よりこです。
保育士は転職が難しいから…と、しんどい仕事を続けている人多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。
もし専門職の保育士は転職が厳しいという理由で、辞めれないのであればその考えは捨てた方が良いです。
保育士を10年やって、事務職に転職できた私の実体験から「保育士の転職は難しくない!」ということをお伝えします。
目次
保育士の離職率は平均
「保育士ってしんどいから辞めてる人絶対多い!!」と思ってましたが、離職率を調べるとそうでもない。
公立、私立の多少の差はあるものの、平均10.3%。
他業種の平均は14.8%。
もっとも離職率の高い職業は「宿泊業・サービス業」でひとり納得してました。
保育士は特別、離職率の高い職業ではないのです。
しかし、平均勤続年数のデータをみると都道府県別に差はあるものの圧倒的に他の業種に比べると保育士の勤続年数は短いと言えます。
つまり、保育士は長く続けることは難しい仕事と言えます。
辞めたい理由から転職を考える
厚生省の保育士における改善要望データから保育士の退職理由を考えてみると
- 給与が低い
- 人手不足
- 仕事量の多さ
- 有休がとれない
- 人間関係
えっと…
簡単に言うと、給料安いけど超ハード!ってことだね(笑)
けれども離職率は平均。
保育士は待遇は良くないけど、それ以上にやりがいや楽しさを感じられる仕事ということでもありますね。
だけどずっと続けるのは大変だよ!というリアル…
なぜ今の職場を辞めたいかを考えると、転職先の候補が鮮明に見えてくるはずです。
私の場合ですと1度目の転職は
保育士は好きだが、給与の低さが嫌でした。
アラサーで将来の不安があったので、給与が良く、福利厚生がしっかりしている別の保育園を探しました。
その結果、年収は1.5倍になり、週休2日の条件の良い保育園に転職することができました。
2回目の転職は、給与も福利厚生の問題もクリアできたのに、人間関係でしんどくなってしまいました。
女性が多い専門職特有の人間関係に疲れ果ててしまったのです。
こうなってくると、保育士を完全に辞めて異業種の転職をする決意ができました。
保育士からの一般職の転職は工夫が必要
保育士は専門職です。
国家資格でもありますが、世間の保育士への評価はそれほど高くないのが現実です。
33歳で保育士から一般事務の転職を経験した私が肌で感じました。
正直、選ばなければ転職は難しくありません。
しかし、実際は色々な条件を出していくとエントリーの時点で落とされてしまうことが多いです。
それを防ぐためには、知識とスキルを身につけるのが近道です。
あとは派遣社員という働き方で、働きながらスキルを手に入れるという方法があります。
派遣社員だと未経験の仕事でも転職できる確率がグッとあがります。
保育士から異業種の転職が、多い職業をピックアップしてみます。
事務職
事務職は、人気の職種ですので条件の良いところは未経験では難しいことが多いです。
派遣社員から事務を始めて、経験を得てからステップアップする方が近道かもしれません。
派遣でも事務を希望するとコールセンターの案件を紹介される事が多いので、希望ははっきり伝えることをおすすめします。
サービス業
サービス業は保育士の要素が生かせる仕事なので、転職の難易度は低いです。
保育士は体を動かしたり、人と接することが多い仕事なので楽しめる人も多いのでは…!!
雇用環境で言うと、土日が出勤だったり、長時間労働の印象があるので敬遠してしまうかもしれませんね。
福祉・介護
保育士と似た要素の福祉の仕事は転職しやすさがあります。
資格の勉強は必要ですが、似てる部分が多いので身につきやすさがあります。
保育士の経験が人と接するという点で実務に活かせます。
派遣社員から未経験の仕事のハードル下げ、新たな職種にもチャレンジできました。
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自分に合った職業とは?
保育士から異業種に転職する場合は、「自分に合った仕事はなんだろう?」と考えます。
誰もが自分に合った仕事をしたいと思うはず。
今までの保育の仕事とは畑違いの仕事をしていくので、不安も多いと思います。
そんなときに、役に立つのが「ストレングスファインダー」です。
有名なものなので知っている人も多いかもしれませんが、転職や大きな決断をするときには、自分がわからなくなることが多いです。
- 自分が得意なこと
- 自分が好きなこと
- 自分や苦手なこと
- 自分が嫌いなこと
ストレングスファインダーとはざっくり言うと”超優秀な心理テスト”です。
膨大なデータをもとに人間の特徴を34の資質にわけ、自分がもっとも多く持っている資質がわかります。
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自分の特徴を理解することで、どういう考え方をする傾向が強いか?
どの職業に活かしていくのが有効か?
ひとつずつ落として考えることができます。
自己理解に長けたツールです。
このストレングスファインダーは有料なので、まずは無料で試したい!という人は
リクナビのグッドポイント診断という自己解析ツールをやってみるのがおすすめです。
リクナビに無料登録することで使えます。
私はどちらもやってみました(迷える子羊)
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異業種への転職は、自分の好きなことプラス自分を活かせることをポイントに考えていきたいですね。
次は、保育士の資格を活かして働ける仕事をピックアップしてみます。
幼児教室
かなり保育士を優遇した求人が出回っています。
私もエントリーしましたが、すぐに面接までいけました。
保育士の資格を持っていることで、教室の信頼度もあがりますし、実際に保護者目線でも資格を持っているだけで安心感につながります。
学童保育・児童館・小学校の補助職員
保育士の資格を有効活用できます。
小学校の補助職員は教員免許がなくてもいける障害児対応の先生という位置づけが多いようです。
資格を有効活用できる分、保育士を同じようなストレスを感じやすいので、そこがクリアできれば良い転職先になるでしょう。
ベビーシッター・託児所・保育ママ
こちらも保育士の資格を有効活用できますね。
保育ママは自宅で小さな保育園をするようなもの。
保育士を続けたいけど組織で働くのはもう嫌!という人にとっては良い選択ですね。
その分、知識の習得や責任はかかってきます。
保育士から保育士の転職は選び方がポイント!
今の保育園は辞めたい!だけどやっぱり保育士として働きたい!という人は今の職場よりも良い条件で働きたいはず。
保育士の求人は多いです。
がその中で地雷案件をすり抜け、自分の条件に合った職場を探すのは簡単ではありません。
まずやってほしいのが、自分が退職したい理由を明確にし、そこから希望条件をみつけてください。
あれもこれもと条件ばかりを増やすと、良い転職が遠のいてしまいます。
- 譲れないポイント
- 大事にしたいポイント
がブレないようにしっかりと自分と向き合うことが大切です。
そうすることで満足感の高い転職ができるはずです。
保育士から保育士の転職を考えている人は、まずは「イクテン!」に相談してみてください。。
- 短時間から働きたい
- 残業はしたくない
- 給与重視!
など自分の条件にあったところを相談できます。
全国展開で紹介案件が多いのも魅力です。首都圏近郊の方は、特に案件が多いので相談だけでもする価値があると思います。
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まとめ
保育士という国家資格をお金と時間をかけて取得し
過酷な労働環境のなか働いていても、世間の保育士の評価はそれほど高くないのが現実です。
だからと言って、転職ができないわけではありません。
保育士のスキルは高いです。
その対応力や体力、我慢強さはどの職業でも重宝されます。
保育士そのものを辞めたいのか?
今の保育園を辞めたいのか?
まずはその2つのどちらなのかを理解する必要があります。
2つの転職方法は全く異なります。
完全に保育士を辞める場合は、新しい仕事のスキルを早急に取得することが大事です。私は派遣社員という立場を使って、給与をもらいながらスキルを磨くことを選びました。
保育士から保育士の転職であれば、今よりも好条件の職場を選びたいと思うはずです。
ざっくりと今よりもよければいいやと探しはじめるとブレブレになりますので、自分の譲れないポイントをしっかりと把握することが大事です。
そして良い条件を選ぶというよりは、自分の理想の生活は何か?を考えて
そこにマッチする働き方を選ぶ方が満足度が高い。
完璧な条件の仕事ってないと思うんです。
恋人でも
家探しでも
仕事も。
妥協というと元も子もないですが、どの働き方が自分に合っているか?をポイントに選ぶと仕事への満足感もやりがいもついてくると、私は感じます。
保育士からの転職は簡単ではないかもしれませんが、やってやれないことはありません!
あとは自分が行動するかどうかだけです。
保育士からの転職は難しくありません!少しの工夫と行動で道は開けます。
人生はいつからでも始められますよ。
それではまた(^^♪
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