どうも。
独身アラサーのミニマリスト・よりこです。
私にとって27歳~32歳の5年間は、暗黒の時代でした。
なんでこんなに毎日しんどいんだろう…
どうしてみんなと同じ様にできないんだろう…
みんなと同じようにできたら幸せになれるのに…
というネガティブモード全開でした。
自分なりに更年期みたいな種類のもので、アラサー特有のものかなと理解して耐えていました。
でも最近「HSPかもしれない!」気付くことができました。(もうちょっと早く知りたかった…笑)
もし私と同じようにネガティブモードが止まらない…と悩んでいる人がいたら「HSP」という敏感で内向的な性質を理解することで悩みを軽くできるかもしれません。
目次
私がHSPを知れたワケ
「敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント」
アラサーで訪れた私の暗黒時代は”HSP”によるものかもと気付けたのは「敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント」という本に出会ったからです。
よくよく考えてみれば、アラサー時代だけでなく幼いころから人一倍心配性で、周りの人からどう思われるかが気になってました。
その性格が、アラサー時代に悪い方へ悪い方へ増幅してしまい暗黒の道へ…
もう少し早く”HSP”を知っていれば、気持ちをラクに過ごせていたかもしれません。
・周りの目を気にしすぎる
・1人で考え込んでしまう
・空気を読みすぎて、自分の意見が言えない
・ホラー映画や戦争映画を見ると、リアルに感じて眠れない
こんな風に思っている人は「敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント」を読むと、気持ちがラクになると思います。
HSPとは敏感で内向的な性質の人
「敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント」の本を参考にHSPの性質を簡単にまとめます。
・とても敏感で、内向的。両方の性質を持つ
・物事を深く考える
・深く狭い人間関係を好む
・集団行動が苦手
・目立つことが苦手で控えめな言動をする
この時点で「あっ…私やん」と(笑)
内向的と敏感な性質それぞれについてもう少しだけお伝えします。
内向的な人とは?
内向的な人は、10人に3~5人いると言われています。
自分が疲れている時、1人でいたいか?
それとも人と会いたいか?
1人を選んだ人は内向的であると言えます。
でも内向的な人も誰かに会いたいこともあります。ほとんどの人が内向的な面も外向的な面も持ち合わせていると言ってよいですが、どちらの性質がより強いかということです。
内向的な人の特徴は
①深く狭い人間関係を好む
②集団行動が苦手
③人前で話すのが苦手
さらに以下の項目に当てはまるのが多い人は内向的と言えます
・大勢の前での発表はできればしっかり準備したい
・他の人から考えすぎと言われる
・人と一緒にいるのも楽しいけど、普段は1人でいる方が好き
・周りが多くの出来事が起きると疲れてしまう
【HSP】敏感な人とは?
とても敏感な人は、内向的な特徴が多く当てはまります。
内向的な人の多くはHSPであることが多いのです。
HSPは10人に1.5人~2人いると言われています。
内向的な人は10人に3~5人
内向的だけどHSPでない人もいます。
HSPの人は刺激に対して特別な感受性を持ち合わせているとか。
音や香り、暑さ、寒さなど五感で感じるものを人より不快に思いやすいことがあるそうです。
以下の項目に当てはまるのが多い人はHSPの性質があるかもしれません。
・他の人が怒られているのも動揺してしまう
・罪悪感を感じやすい
・ほかの人は気にならない音やにおいが気になる
・争いごとが好きではない
こちらは本の一部を参考にしています。詳細は「敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント」をご覧ください。
【HSPを理解する】私がラクになれたヒント3つ
「敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント」を読むことでラクに生きるヒントをもらえました。アラサーの私が、ラクになれたヒントをピックアップして紹介します。
自分に合った刺激のレベルを知る
外向的な人は、刺激的な環境にいる時にでも成果をあげることができます。
内向的な人は刺激の少ない穏やかな場所の方が良い成果を上げやすいとのこと。
まさに…!!と思いました。
外向的な人よりも内向的な人は刺激への耐性が低い。
でも全く刺激がないのは退屈になってしまいます。
刺激を排除するのではなく、自分に合った刺激の程度を知ることが大事なのです。
友だちと昼から夜まで長時間いっしょに遊ぶのは、疲れることが多かったんです。
めちゃくちゃ大好きな友だちでもそういう風に思ってしまうことが多くて罪悪感を感じてました。
知り合い程度の人なら疲れてしまう時間はもっともっと短いです。
なんて自分は冷たい人間なんだ!と思ってたんですが、刺激が強すぎただけなのかぁと妙に納得できました。
誰かと過ごす事を嫌いになりかけたこともありますが、その時期は刺激を受けすぎていただけだったんですね。
自分の体調や気分によっても刺激への耐性は変化しそうなので、適度な刺激を調節していきたいと思いました。
堂々巡りの不安を断ち切る
このヒントはアラサーで陥りがちな、将来への漠然な不安の攻略法になりました!
敏感な人は、「最悪な事態」と「最良の事態」するのにの両方の心構えをするのに長けています
考えすぎてしまうことは短所とばかり思っていましたが、事前準備をする能力があると書かれると気持ちが軽くなります。
さまざまな事態に備えて、準備しておくことで自分が受ける刺激への心づもりもできます。
しかし、その想像力がとどまらず最悪の事態を予想しすぎて、「さすがにそれは…」ってところまで考えて、自分で自分を不安にさせてしまうことが多いです。
そのため、「将来への漠然とした不安」がいつも頭をよぎっています…
その対処法は
最悪のことがおきても、何とかなるさ
なんと…!!
私はこのヒントを見たとき、正直に言うと、
とガッカリしちゃいました。
と同時にやっぱりこう考えるしかないんだなとも思いました。
自分の考え方を変えることでしか、漠然とした不安はなくならないという諦めに似た確信(良い意味で)
私の内向的な思考では「なんとかなるさ」とはどうしても思えなかった…だから今まで慢性的に漠然とした不安があったのです。
つまり、「なんとかなるさ」と思い込むだけで漠然とした不安は和らぐのです。
簡単そうで実は難しいことは、内向的な私にはわかっています。
だからこそ、「なんとかなるさ」を意識して考えるようにしていきたいと強く思いました。
どんなときに風に対応してほしいか相手に伝える
これはハードルが高いものですが、もしも誰かとトラブルになった時のお守り代わりにしたいと思い、紹介します。
基本的に誰かと争いたくはないのですが、どうしてもトラブルが起きてしまうことはあります。
他の人にとってはどうってことないことでも、敏感に感じてしまうことで急に心のシャッターを閉じてしまったり、逆にイライラしてしまうことも…
そんな時のために、周りの人にどうしてほしいかという完全に個人的なお願いリストを作るのです。
簡単に言うと、自分の取り扱い説明書を作るということです。
例えば私の場合だと
・最後まで話を聞いてほしい
・もし間違っていたとしても、1つは共感してほしい
・ただイライラしてる時は少ししたら謝るから許してほしい
あれ?ただよう西野カナ感…(笑)
そう完全なわがままリスト!!
と言えるかもしれませんが、近しい関係の人には感情を思いのままぶつけてしまうことが多々あります。
その時は、文字で表して冷静になる部分と、話のきっかけになるということだけでも効果があるような気がします。
相手に渡すのはかなりのハードルになるので(私の場合)このリストを作るだけでも、どんなことが嫌なのか?こんな風にしてほしいと自己理解につながる気がします。
HSPと決めつけるのではなく、
自分を理解してラクになる
私は「敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント」の本を読んで、もしかしてHSPかも!?と思いましたが、HSPの診断チェックで全ての項目には当てはまっていません。
きちんとしたカウンセリングを受けたわけでもないので、HSPだ!と決めつけているわけでもありません。
ただHSPの特徴に当てはまる部分は多くありました。
私は敏感で内向的な性格を持ち合わせていると理解しました。
個人的な意見ですが、なんでもかんでも診断で決めつけることが目的ではなく、理解したうえで今後の生活がよくなるように活かすことが大事です。
知ることで腑に落ちるのは良いけれど、診断名で型にはめて区別することは嫌だなぁと思います。
同じ人なんてこの世にいませんからね。
HSPという性質を知って、自分のラクになるヒントを生かしていくことが大事なのではないでしょうか。
まとめ
HSPの性質を持ち合わせている人は5人に1人はいると言われています。
めっちゃ多いです!
私もその一人。
周りの目が気になりすぎて
めちゃくちゃ怖がりで
1人で考え込んで
そんな自分ナルシストかよ…
心配性すぎて何もできない自分が死ぬほど嫌でした。
これは自分が悪いと思っていましたが、そうではなくてこういう考え方をする性質があると思うとラクになれました。
敏感で、内向的な自分にも良いところはあるし(きっとあると信じている)
その性質をうまく利用したトリセツを自分なりに作っていけばいいんだとわかりました。
無理に前向きにポジティブになる必要なんかもないし、このままの自分でいい。
このままというと誤解を生みそうですが、ありのままの自分を否定する必要はないけれど、自分の生活をほんの少し良いモノにするための工夫はしていくということです。
「敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント」の本は私にとても大きな気付きをくれました。
毎日を特別に過ごすなんて大それた事はできないけれど、毎日をほんの少し軽くできます。
これから続く毎日を軽やかに過ごしていきましょう。
それではまた(^^♪